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【2020Winter】エンジニアのキャリアと働き方を語る会@大阪
こんにちは、西日本テクノロジー&イノベーション室の藤田です。
本記事は1/31(金)にTIS大阪本社にて開催された【2020 Winter】エンジニアのキャリアと働き方を語る会@大阪のイベントレポートです。
「エンジニアのキャリアと働き方を語る会」はTISの大阪拠点で活動する西日本テクノロジー&イノベーション室が主催するイベントです。
2019年9月にも同様のイベントを開催し今回は2回目となります。
我々のチームはアプリケーション開発のスペシャリスト集団として、特定顧客のシステム開発や社内の技術支援・自治体との実証実験プロジェクトの開発・新規事業創出をめざしたスタートアップ企業との協業開発など多岐にわたる開発業務を行っています。
本イベントはそんな我々のチームの若手メンバー・ベテランメンバーが仕事の内容やキャリアについて思うこと、社内制度と働き方についてをお伝えするイベントです。
キャリアに関するイベントではありますが転職検討中の方だけでなく、まだ転職は考えていないけれどエンジニアとしてのキャリアを見つめなおしたい方・ご自身の組織でエンジニア採用を検討されている方など、さまざまなモチベーションを持つ方に参加いただきたいと思い開催しました。
セッション内容
本イベントでは我々のチームの下記3名によるセッションがありました。
タイトル | スピーカー |
---|---|
エンジニアとしての世界を広げる | 髙谷 |
役職者だけどコードを書いている | 浦上 |
社内制度とその活用事例 | 川崎 |
それぞれのセッションの内容を簡単にお伝えします。
エンジニアとしての世界を広げる/髙谷
発表者は新卒入社3年目の若手、髙谷。
3年目にしてさまざまな開発プロジェクトを経験し、開発業務の傍らTIS主催のハンズオンイベントにて講師を勤めました。
このセッションでは8つのプロジェクトを経験する過程で興味の幅が広がっていく様子を下記の具体的なエピソードを交えながらお話ししました。
- 環境整備や資材管理に追われてコーディングに集中できない状況において、AWSのサービスを使って環境整備をした経験からアプリケーションの開発のみならず開発環境の整備に興味をもったこと
- チームメンバーのスキル不足から進捗が芳しくなくペアプロを導入した経験から、チームメンバーの育成や開発体制の改善活動に興味がわいたこと
また、このように関心が広がったのは色んな仕事を経験できる環境があったからだとして、経験を通じてやりたいことをアップデートしたい人に向いている組織だ、と締めくくりました。
役職者だけどコードを書いている/浦上
続いて2017年にキャリア入社した浦上のセッションです。 前職にてSpring FrameworkやJava EE、Seasar2などを使用したさまざまなプロジェクトを経験しアーキテクトとしての技量を磨き、TISへ管理職としてキャリア入社。WEB+DB PRESSへの連載や「Java Day Tokyo」「JJUG CCC」などのテックイベントの登壇経験があります。
本セッションでは浦上がTIS入社以前の業務や技術スタックを紹介した後TISに管理職として入社して以来業務でコードを書き続けていることを紹介し、キャリアに対する思いの変遷について語りました。
20代から現在に至るまで仕事に対する思いの変遷はあったものの、一貫してコードを書きたいと思い続けた浦上は現在のキャリアに対する思いを以下のように述べました。
- 仕事の目的はお客様に価値を届けること、自分の目的は楽しくコードを書くこと
- 仕事において楽しくコードを書くためにはどうすればいいか、を考えて行動する
- コードを書けるだけではなく他に得意なことで自分を売って裁量を増やし、自分自身で状況をコントロールしてコードを書ける状況を作ることでやりたいことが実現できる
社内制度とその活用事例/川崎
毛色が変わって社内制度と活用事例についてのセッションです。
発表者は2005年にTISにキャリア入社した川崎。
複数の大規模システムでアーキテクトを経験する他、TIS独自のアプリケーションフレームワークNablarchの開発コアメンバとして活動しています。
本セッションではコアタイムなしフレックス勤務やテレワーク・社外研修に掛かる費用の助成など、弊社制度と実際に川崎が活用している実例を取り上げて紹介しました。
また、エンジニア職でも役員相当の職位につくことができるキャリアパスを紹介しました。
最後に
セッション後の懇親会ではピザを食べながらテーブルを囲み、まったりした雰囲気の中ざっくばらんに意見を交換しました。
参加者からは技術について会話できる環境がうらやましい、コアタイムなしのフレックスには驚いた等の声があがりました。
また、現状の悩みを共有し参加者間でうんうんと頷いて共感を示す姿が印象的でした。
参加頂いた皆様、ありがとうございました。
問い合わせ先
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TIS 西日本テクノロジー&イノベーション室 tec-inv-west@ml.tis.co.jp
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