先日、TIS株式会社は社内向けAIエージェント勉強会を開催いたしました。本記事では勉強会の内容をご紹介するとともに、ご好評につき追加開催が決定した外部向けセミナーについてもお知らせします。

本取り組みは、TIS ビジネスイノベーション事業部AI&ロボティクス イノベーション部により行われました。

勉強会の概要

当社のAIコンサル・AI開発責任者である香川元(ビジネスイノベーション事業部AI&ロボティクス イノベーション部 ディレクター)が登壇し、「生成AIエージェントの実態と実業務での活かし方」をテーマに、AIエージェントの基本概念から将来展望までを解説しました。本記事ではその一部をご紹介します。

AIエージェントとは

AIエージェントは、非定型業務や複雑な判断の一部も実行可能なAIを利用した自律的に動作するアプリケーションの仕組みです。従来の生成AIやRPAとは異なり、AIエージェントが適切なツールを選択しながら自律的に判断してタスクを実行するのが特徴です。

 

従来のRAGのメインとなるナレッジ検索を超え、エージェント間連携やタスク分解により複雑な処理を実行します。

 

AIエージェント:ツール活用する概念図

 

ビジネスにおける優位性

AIエージェントの利便性は想像がしやすいところですが、もう一点見落とされがちなAIエージェントの特筆すべき点があります。それは投資対効果(ROI)の可視化しやすさです。

従来の全社員配布型の対話型AI チャットは汎用的に使用できる反面、どのユースケースでどれほどの使用回数、省力化されているかの計測が難しい面がありました。AIエージェント導入は、特定業務プロセスでのユースケースが明確であり、相対的に効率化効果の可視化が行いやすいです。

2025年はAIエージェントとの年になると予測されています。投資対効果(ROI)の説明容易性からも、特に企業内DXの文脈において企業導入が進むであろうと推測されます。

AIエージェントの活用ユースケース例

AIエージェント活用における課題

AIエージェント活用段階を大きく3つのステップで整理しています。

ここでのポイントは、前フェーズをおろそかにしてはAIエージェントの最大活用は行えないということです。

AIエージェント活用には技術的障壁や運用上の課題も存在します。

特に専門知識を要する開発環境、セキュリティリスク、既存システムとの統合複雑性などが企業導入の障害となります。また導入後も、実行ログ収集、性能評価の継続改善、リソースの監視・コスト最適化の難しさも重要な課題となります。

生成AIプラットフォームのご紹介

TISでは、AIエージェントの仕組みをローコードで構築できるエンタープライズ向けのプラットフォームの提供を予定しています。ドキュメント抽出やエクセル転記などを標準アプリケーションとして搭載し、プログラミング不要で様々なエージェントアプリケーションが作成できる環境をご提供します。

まとめ

社内向けAIエージェント勉強会の内容を一部ご紹介しました。

AIエージェントは自律的判断能力とツール選択能力を持ち、非定型業務や複雑な判断が必要なタスクを効率化する革新的技術です。従来の生成AIやRPAと異なり、特定業務プロセスに特化しているため投資対効果(ROI)の可視化が容易で、2025年は「AIエージェントの年」として企業内DXが加速すると予測されます。

TISは今後もAIエージェントの活用を進めてまいります。

セミナー開催のお知らせ:AIエージェント勉強会 ~基礎から業務への落とし込みまで解説~

より多くの皆様にAIエージェントの可能性を知っていただくため、以下の開催を予定しております。

第1回開催は300名を超えるお申し込みをいただき、多くの方にご参加いただきました。ご要望にお応えして、同内容のセミナーを追加開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

  • 日時:2025年5月9日(金)10:00-11:00
  • 形式:オンライン開催
  • 内容:AIエージェントの概要、世の中のサービス紹介、構築方法、将来像について
  • 講師:TIS株式会社 ビジネスイノベーション事業部 AI&ロボティクス イノベーション部 ディレクター 香川 元

第1回申込300名超!AIエージェント勉強会開催~基礎から業務への落とし込みまで解説~ | セミナー | セミナー・イベント | TIS株式会社

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