3.5. タスクと役割分担

このトピックでは性能テストに必要なタスクを洗い出し、その役割分担を検討します。 基本的な考え方については『全体テスト計画ガイド』の『4.6.体制』をご参照下さい。

性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係

このトピックと関係がある主要なトピックは、以下の通りです。

検討方法

以下に性能テストで発生するタスクの例を記載します。タスクを洗い出す際の参考にして下さい。

分類 タスク
性能テスト環境の準備
  • 性能テスト環境の設計
  • 性能テスト環境の構築
外部連携システムとの調整
  • 性能テスト時に接続できる環境の調整
  • どこまで負荷をかけてよいかの調整
性能テストシナリオ作成
  • オンライン機能のテストシナリオ作成
  • バッチ機能のテストシナリオ作成
性能テストケース作成
  • オンライン機能のテストケース作成
  • バッチ機能のテストケース作成
性能テストデータ準備
  • テストデータ作成
  • テストデータ投入
負荷ツールの準備
  • 負荷ツールの導入
  • 負荷ツールのシナリオ作成
  • 負荷ツールの疎通確認 ※1
性能テスト実施
  • 負荷ツールの実行
  • サーバリソースの監視・取得
性能テスト結果の評価
  • 評価対象となる情報の収集
  • 収集した情報の可視化
性能のボトルネック解消 ※2
  • ボトルネックの特定
  • アプリケーションやインフラの改修
性能テストの再実施と再評価 ※2
  • テスト再実施
  • テスト結果の再評価

 

注釈

※1:高負荷状態でのテスト実施はほとんどの場合性能テストが初となるため、初回実施時にトラブルになりやすいです。あらかじめ負荷ツールの事前疎通確認をしておくと、初回実施時のリスクを減らすことができます。

※2:性能テストで検知された不具合はアプリケーションとインフラ双方からのアプローチが必要となるため、対応に時間がかかることが多いです。また、システムの基盤部分へ修正が入ることもあるので、テストが中止となる場合もあります。そのため、ボトルネック解消と、性能テストの再実施と再評価をあらかじめ必要なタスクとして想定しておくことで、余裕を持ったスケジュールにすることができます。