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性能テスト計画ガイド
もくじ
概要
目次
1. 本書について
1.1. 目的
1.2. コンセプト
1.3. 対象
1.3.1. 想定読者
1.3.2. 対象とするプロジェクト
1.3.3. 取り扱わない内容
1.4. 活用シーン
2. 性能テストについて
2.1. 性能テストとは
2.2. 性能テストで実施すること
2.3. 性能テストの意義
2.4. 性能テスト計画の意義
2.5.検討時期
2.6.検討事項
3. 検討が必要なトピックの解説
3.1. 性能テスト方針
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
3.1.1. 性能テストに関わる初期条件
3.1.2. 品質・コスト・スケジュール・テスト実施範囲・網羅性に関する方針の定義
テスト対象機能に対する網羅性
3.2. 性能テストの実施方針
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
3.2.1. 性能テスト観点
3.2.2. 性能テストシナリオの方針
オンライン機能
バッチ機能
3.2.3. 性能テストデータ方針
3.2.4. 負荷ツールの選定
注釈
3.3. テスト環境
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
検討方法
3.4. 体制
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
検討方法
アプリケーションの開発チームメンバー
システムのインフラ構築メンバー
3.5. タスクと役割分担
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
検討方法
注釈
3.6. スケジュール
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
検討方法
注釈
4. 参考文献
3.5. タスクと役割分担
このトピックでは性能テストに必要なタスクを洗い出し、その役割分担を検討します。 基本的な考え方については『全体テスト計画ガイド』の『4.6.体制』をご参照下さい。
性能テスト計画で検討する他のトピックとの関係
このトピックと関係がある主要なトピックは、以下の通りです。

検討方法
以下に性能テストで発生するタスクの例を記載します。タスクを洗い出す際の参考にして下さい。
分類 | タスク |
性能テスト環境の準備 |
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外部連携システムとの調整 |
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性能テストシナリオ作成 |
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性能テストケース作成 |
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性能テストデータ準備 |
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負荷ツールの準備 |
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性能テスト実施 |
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性能テスト結果の評価 |
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性能のボトルネック解消 ※2 |
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性能テストの再実施と再評価 ※2 |
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注釈
※1:高負荷状態でのテスト実施はほとんどの場合性能テストが初となるため、初回実施時にトラブルになりやすいです。あらかじめ負荷ツールの事前疎通確認をしておくと、初回実施時のリスクを減らすことができます。
※2:性能テストで検知された不具合はアプリケーションとインフラ双方からのアプローチが必要となるため、対応に時間がかかることが多いです。また、システムの基盤部分へ修正が入ることもあるので、テストが中止となる場合もあります。そのため、ボトルネック解消と、性能テストの再実施と再評価をあらかじめ必要なタスクとして想定しておくことで、余裕を持ったスケジュールにすることができます。