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会津若松に引っ越したら快適だった!
テクノロジー&エンジニアリングセンターの伊藤です。 普段はNablarchの開発・サポートと学生や社会人向けに勉強会を開催しています。
今回のブログでは、会津若松に家族で引っ越して早1年になるので、地方で働きたいエンジニアに向けて会津若松拠点の様子や地方での生活について 紹介します。
TISが会津若松に拠点を開設したきっかけは?
会津若松市は、「スマートシティ会津若松」を掲げ、 ICTを活用し地域産業の活性化を図りながら安心して快適に生活できる「まちづくり」に取り組んでいます。 「スマートシティ会津若松」の取組みの一環として、首都圏などのICT関連企業に働きやすい魅力的なオフィス環境を提供するため「AiCT」が誕生しました。 TISは「AiCT」に拠点を開設し、キャッシュレス、ロボティクス、ヘルスケアの3分野での新たなソリューションの創出と社会課題の解決を目指しています。
TISは現地で次のような取り組みを実施しています。
- TISと会津大学が自律移動するロボットを活用した搬送業務自動化の実証実験を実施
- TIS、住民IDと連携する決済プラットフォームの実証研究を会津若松市の総合病院で実施
- TIS、会津若松市のナイトタイムエコノミー施策「極上のはしご酒」のデジタルクーポンの仕組みを提供
テクノロジー&エンジニアリングセンターがなぜ会津若松に?
テクノロジー&エンジニアリングセンターはTISインテックグループの現在の事業の開発/運用面の強化をミッションに次のアプローチを実践しています。
- ツールの開発/導入
- プロセスの開発/導入
- 技術支援
- アドバイザリチーム、テックリード、QAサービスなど
- 技術者育成
- 新人研修、個別研修(Agile、DevOps等)など
技術開発を主業務としているのでICTの設備が整っていれば場所を選ばないこともあり、 上記の中で直接プロジェクトの支援をしていなかったNablarch開発チームが実験的に会津若松に異動しました。
Nablarchの要望/不具合対応や問い合わせ対応等のサポート業務はこれまでと変わらず実施しています。 会津若松での取り組みとして、会津大学の学生向けのハンズオンやハッカソンの企画・開催や実際の業務を体験してもらうインターンシップを行っています。 社会人向けにもハンズオンを企画・開催し、社外のエンジニアと交流する機会を増やし、地方で働きたいエンジニアのキャリア採用も行っています。
- インターンシップの様子
- 社会人向けの勉強会
社会人向けの勉強会は、主にサービス開発に関わる技術要素(SPA、REST API、モバイルアプリ、DevOpsなど)を扱っています。 今後も定期的に勉強会を開催しますので、ご興味がある方はconnpassのAizurage というグループのメンバーになってください。イベントが登録されると通知が行くようになり、興味がある勉強会に参加しやすくなります。
TIS会津拠点の様子
まずはAiCTの外観です。 AiCTは鶴ヶ城の近くにあり、 目の前には宮泉という酒蔵があります。 建物自体は近代的ですが、周りに上手く溶け込んでいます。
TISはAiCTの3Fにあります。どの入居企業もお互いの部屋を自由に行き来する文化があります。 AiCT内の入居企業が仕事を取り合うのではなく、みんなで協力してスマートシティを推進するという姿勢の現われです。 仲の良い同僚がふらっと尋ねて来て話すような感じで、実際に他社の人が入ってきてお話しや相談をしています。 また、AiCT内の人は自社他社を問わず全員が挨拶を交わします。東京のオフィスではあまり見かけない光景ですが、 一体感があってとても居心地が良い空間だと感じています。
中に入ると広々したレイアウトで壁に貼り付けた大きなホワイトボード等の議論しやすいツールも完備しています。
各フロアに共用スペースがあり、私のお気に入りの大きなスタンディングデスクがあります。 打ち合わせ時はいつも使用してます。
会津若松での生活
人口が多い東京都町田市から会津若松市に移住してきたこともあり、生活面はガラっと変わりました。
個人的にうれしいことをあげてみます。
- 毎日往復3時間の通勤が往復10分になる
- 毎日3時間手に入る → 家事をする → 妻の機嫌が良くなる
- 温泉/キャンプ/スキー/山登りといったレジャーが1~2時間で行ける
- 早起きしなくてよい → 支度が遅いやり取りが起きない → 家族全員が楽しめる
- 前もって計画しなくても、思い立った時にすぐに行ける
- 会津若松市が畑を無料で貸してくれる
- 市民農園・学校農園の利用者を募集します
- 1区画約40平方メートルなのでそこそこの広さ
- 周りのおじいちゃんが優しく教えてくれる
- 米/野菜/日本酒がとても美味しい
- うれしいことですが、悲しいことに移住してくるとすぐに太る
- 基本的にどこに行っても混まない
- 有名な会津まつりでさえ、東京にいた頃の小学校の運動会より混雑していない
個人的に困ったことをあげてみます。
- ショッピングモールがない
- 洋服はお店で見て買いたい派ですが会津若松にショッピングモールがない
- 郡山・仙台または新潟に行かないとない
- 遠くへ行くのに真っすぐ行けない
- 会津若松から実家がある京都や神奈川へ行くには新潟や郡山など、迂回するように行く必要があり遠い
このように会津若松での生活は、自然やアウトドアを満喫するのに最適なロケーションです。 私がアウトドアや自然が好きなこともありますが、以前の暮らしに比べストレスから解放され、生活の質が向上しているように感じています。
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