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Technology & Innovations Developer Meetup#1 イベントレポート

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5年目の及川です。普段はFintanサイトの管理やインターンシップの企画をしています!

イベント概要

9/11、TIS のエンジニアが開催するエンジニア向け Meetup「Technology & Innovations Developer Meetup」の第一回目を開催しました。

Technology & Innovations Developer Meetup

上記のリンク先にもありますが、システムインテグレータ(SIer)であるTISが一体何をやっているのかを直接伝えたい!というのが第一の目的でした。そのため、現場で実際に開発を行っている社員が、普段どのようなことを行っているのかを社内外の参加者36名に対し発表を行いました。また、若手の登壇機会を増やすという目的もあり、本イベントでは年次の若い2・3年目も登壇してくれました。

発表内容

Talk#1: テクノロジー視点から考えるSIリーンスタートアップ(本多 良隆)

本多はインキュベーションセンターに所属しており、スタートアップ企業と一緒に開発を行っています。そこで、リーンスタートアップという手法(本多曰く、無駄なく・鬼速でアイデアを学習する方法)を使っており、TISでこの手法を実践した結果を発表しました。
個人的に印象に残ったのは以下です。

TISでの従来のやり方とスタートアップのやり方にはギャップがあり、そのギャップをうまく理解しつつ歩み寄るためにどういった取り組みしているのかが具体的に示されており、非常に興味深い発表でした。
詳しくはぜひ発表資料でご覧ください!

資料はこちら↓

Talk#2: じ~んわりスクラム”プラクティス”導入 (藤田 佳樹)

3年目の藤田です。認定スクラムマスターの資格持ちで、今はBitcoin関連のPJに入ってスクラムを実践しています。なお、このTalkでは、「正しい”スクラム”の導入方法を伝えるわけではなく、”スクラム” を導入しようとこんなプラクティスをやっているよを伝える」とのことです。
発表では、問題を三つに分けており、

  1. ヒューマンスキル
  2. ビジネス難易度
  3. 組織的問題

のそれぞれについてどのようなプラクティスを行っているのか(行うべきなのか)を伝えていました。1.ヒューマンスキルの問題を「タスクやストーリーをチームのモノに」するなど、個人ではなく一つのチームとしてPJを回すために工夫している点を多々発表していました。また、3.組織的問題については、現段階ではとくにPJで出てきていないとのことで、考えられるプラクティスを挙げていました。
最後にまとめとしては、チームごとに課題は変わるため、チームの問題を把握して改善し続ける意識を持つことが大切ということでした!

資料はこちら↓

Talk#3: そうだ、Kotlinで開発しよう!~Java経験者のチームにKotlinを導入してみた~ (本谷 亮介)

このFintanにもコンテンツなどを上げてくれている本谷です。

このTalkでは、副題の通り、KotlinをJava経験者のチームでどのように導入したか、使ってみてどこが良かったかを発表していました。なお、きっかけとしては、「もっと高品質、もっと高機能」を追い求めてKotlinを使うという結論に至り、やってみたいとリーダーに提案してみたらOKが出たとのことです。
Kotlin経験者はいないため、開発しつつ学習をしていき、2-3日毎に各自の学習内容を共有する場を設けることで開発できるようにしていたそうです。私自身はJavaを使うことがほとんどですが、意外とKotlinも挑戦できるのではと勇気をもらえました。
使って便利だった機能としては以下3つを挙げていました。

  1. スコープ関数
  2. 拡張関数
  3. 名前付き関数

Talk#4: elasticにログを入れてみて良かったこと、困難だったこと (長岡 亜耶)

金融系の部署と一緒に、運用の改善活動を行っているチームに所属している長岡です。業務改善の一環として現在「ログを集めて見やすくする」ということをしており、それについて一体何をやっているのかという発表でした。また、この活動の目的としては「ログを集めて見やすくし、クリエイティブな活動に活すこと」とのことでした。
実際のPJの例を挙げながら、ログを可視化できるようになることで実際にどのように便利になるのかを説明していました。(この辺の内容はぜひ資料でご確認ください P7~)
印象的だったのは、「Elasticにログを集めることは簡単なのか」というスライドで「簡単です!ただ集めるだけなら!」と書いてあったことです。Elasticの運用については「十全に使いこなすことは難しい」、使ってもらうことについては「既にある文化を変えるというのは難しい」。そのため、実際に使う人たちから入念に情報を集めて、その中でログを集約するのに適した設計・設定をするノウハウ必要であり、使ってもらうためには啓蒙活動が必要だそうです。全体的に現場の雰囲気が表れている発表・資料でした。

資料はこちら↓

LT#1: 新人研修で質問スタミナ制を導入してみた話(瀧沢 光希歩)

ここからはLTで短めの発表です。
このLTでは、二年目の瀧沢が新人研修でチームリーダーとしてチームをどう運営したのかを発表しました。弊社の新人研修の一環で、新人3-4人でチームを組み、簡単なWebシステムを構築するという研修があります。その際、2チーム(新人7-8人)に対して1人先輩社員が開発リーダーとしてチームを率いることになります。瀧沢のチームでは、新人から質問が大量にくることを想定し、自分自身で質問する前に新人自身が考えもう一歩成長するためにQiitaの記事を参考に「質問スタミナ制」を導入することに決めたそうです。ただし、元ネタの通りにやるのではなく、新人研修用にカスタマイズを加えて実施していました。

やってみた効果としては、新人自身で内容をまとめてくれるようになり、かつ、その間の時間に瀧沢が調べる時間が取れたとのことでした。また、この仕組みのおかげでちょっと仲良くなれたそうです!
直前まですごく緊張していた瀧沢ですが、堂々とした発表でした。

資料はこちら↓

LT#2: Excelに書いたテスト、自動化しませんか?~Excel用sshクライアント「beecle」のご紹介~ (内田 隆之)

今年度から当テクノロジー&イノベーション本部に加わってくれた内田です。
インフラ系の部門にいたときに作成したExcel用sshクライアント『beecle』についての発表でした(TIS社内のツールであるため、公開はしていません)。インフラ構築案件で、運用フェーズで使用するスクリプトの開発を担当しており、その時にテスト実施がExcelの書かれたテスト手順書のコピペに終始する作業となってしまい辛いということから生まれたツールだそうです。『beecle』は、Excelに記載されたコマンドをリモートで実行するツールでExcelにアドインを追加するだけで利用可能です。発表では動画でどのように使えるかを見せており、簡単な設定のみでボタン一つでコマンドを実行している様子が説明されていました。 個人的にテストでコマンド実行に苦労した経験があったため、当時すごく欲しかったツールであり、聞き入ってしまいました。

資料はこちら↓

LT#3: Vue.js+Firebaseでwebアプリを作ってみた (下江 衛)

5年目の下江です。webアプリを個人で作ってどんな良いことがあったのかということを発表しました。
ボードゲームが趣味であり、「遊んだボードゲームを記録する」アプリを作成したそうです。使用技術としては以下とのことでした。

  • netlify
  • Nuxt.js
    • 自動でルーティングしてくれる
    • ディレクトリ構成等、規約が整備されている
  • Firebase
    • 様々な認証方式に対応(Googleアカウント等)
    • 画像アップロード機能も簡単に実装

「業務では分業するため、フロントエンド/バックエンドのいずれかに偏った仕事になりがち」という業務上の課題の解決策の一つとして、個人で作れば一から十まで開発の経験ができ、実際の業務で活用できる!と話していた点はその通りだなと感じました。

資料はこちら↓

LT#4: 新人研修で実現場に近い経験を!~CI環境やバージョン管理ツールの導入~ (南 佳輝)

LT#1の瀧沢と同じく、2年目で新人研修のリーダーをしていた南です。現在はアーキテクトチームで修行中らしいです。新人研修で現場に近い体制でのWebアプリ開発を行うために、CIやバージョン管理なども現場にできるだけ近づけたことを発表しました。というのも、南本人が新人時代に初見でCIやバージョン管理のツールを使用するのはつらいと感じたからだそうです。研修では SVN や GitBucket、Jenkins を使って、以下のようなことを研修で取り上げるようにしました。

  • SVN 設計書管理
  • GitBucket ソースコード管理
  • Jenkins 静的解析・自動テスト

この研修に至るまで新人たちはこれらのツールを知っているものの触れたことはないため、実際に使うことでちゃんと使うという意識が芽生えたそうです。特に、Gitではコンフリクト祭りがおき、新人たちには良い学習になったとのことです!

LT#5: 5分ではじめる フロントエンド開発 (鵜川 翔平)

5年目の鵜川が、フロントエンド開発をやってみた という内容で発表をしました。
フロントエンドというとたくさんツールがあってハードルが高く感じるときもありますが、ツールチェインを使えば5分でReactのプロジェクトを作れて動かせるそうです。ツールチェインにはいくつか種類があるそうですが、今回は「Create React App」を使用していました。Node.jsとコマンドの実行だけで、localhostでサーバが立ち上がるとのことです。
便利なツールを使えば技術要素のハードルを下げることができ、「触りながら、技術要素を学んでいこう」という内容でした。便利なツールをうまく使って効率的に開発していきたいですね!

最後に

イベントレポートをお読みいただき、ありがとうございました。TISでは、今後もこのようなイベントを開催する予定ですので、ぜひ参加いただけましたら幸いです!


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